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犬を寝かせてはいけない『ダメな場所』4選

2020年05月20日

あなたは普段、大切なワンちゃんをどこに寝かせていますか?
実は犬を寝かせてはならない「ある場所」が存在します。それぞれに理由があるので、理解した上で適切な場所にベッドを用意してあげましょう。

4つの「寝かせてはならない場所」

次のいずれかに寝床を用意している場合は、場所を変えてあげましょう。NGな場所を、理由とともに解説します。

1.人が多く出入りする場所

ドア横や家族の通り道にベッドがあると、落ち着いて寝られません。神経質な性格の犬にとっては、なおさらストレスになるでしょう。
部屋の奥や温度管理ができる廊下など、人があまり出入りしない場所に寝床を設けてください。

2.騒がしい場所

テレビやスピーカーの付近など、騒がしい場所もNGです。騒がしい場所で眠るのは、私たちも少しイヤですよね。犬の聴覚は私たちよりも遥かに優れているので、静かなところにベッドを用意することが大切です。
どうしてもスペースを確保できないときは防音シートを設置するか、ワンちゃんが寝るときだけテレビを消すようにしてください。

3.エアコンの風が直に当たるところ

エアコンの風が犬のベッドに直接当たると、冷えによる下痢や風邪といった健康被害につながる恐れがあります。
風が直に当たっていないかよくチェックし、必要に応じて風向きを変えましょう。

4.窓付近

よその犬の鳴き声や車の音など、多くの刺激が入ってくる窓付近もNGです。先述した通り犬は聴覚が優れているため、ちょっとした音でも気になって眠れません。
窓から距離を置くのがベストですが、間取りの問題で難しいときはカーテンを閉めっぱなしにするなどの配慮をしてください。

適切な寝床の作り方

続いては、犬にとってベストな寝床の作り方をお伝えします。まず押さえてほしいのは、次の5つのポイントです。

①静かであるか
②適温であるか
③床が固くないか
④適度な広さであるか
⑤衛生的であるか

犬のベッドは、広ければよいというわけではありません。姿勢を変えられる程度の広さがあればOKで、広すぎると落ち着かなくなるので注意が必要です。
また床が固いと、床ずれや関節を痛める原因になります。ふわふわのブランケットや犬用ベッドを用意し、柔らかい場所で寝かせてあげましょう。
ただ、敷きっぱなしの万年床はNGです。定期的に洗濯をして、床はこまめに掃き掃除などをしましょう。犬は自分のニオイが多少残っている方が落ち着くので、神経質になる必要はありません。適度な清掃で、衛生的な状態をキープしてください。
快適な睡眠を実現できるよう、ワンちゃんに合った寝床を用意してあげましょう。

まとめ

犬にとってベッドは、寝るところであり落ち着ける場所です。
中には飼い主さんと一緒に寝ているワンちゃんもいるかもしれませんが、それとは別に寝床を用意することで「一つの居場所」になります。それがストレスの解消にもつながるでしょう。
どのような布団を用意すべきか迷ったときは、ペットショップなどに足を運んでみてください。きっとふわふわのベッドやブランケットが見つかるはずですよ。