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BLOG6月23日木曜日に大阪での勉強会に参加してきました。骨折の治療に用いる最新のプレートシステムの勉強会です。
従来のプレートに対して、ロッキングプレートは骨自体に圧迫を加えないため、骨折を治そうとする体の反応自体を邪魔しづらくできています。また、固定力自体も従来のプレートに比べて高く、手術後にプレートがズレづらい特徴を持っています。
そしてこのFixinのロッキングプレートは、イタリアのイントラウマ社が動物専用に開発したプレートシステムであるため、他社の元々人用に開発されたロッキングプレートに比べて、薄く小さく動物に適したサイズ・形状に開発されています。
午前9時からのスタートに間に合うように、野並駅に7時前に到着。名古屋駅から新大阪に向けて新幹線に乗りました。
なんと、開業してから初の新幹線、初の県外です。新大阪までのおよそ50分間、少し優雅な気分を味わえました。
実習は、他に参加の獣医さんと2人一組で、交代交代で骨の模型の骨折を治す実習形式です。
が、なんと、僕の相方予定の先生だけが急遽欠席ということで、実習時間を独り占めすることができました。
最新のFixinロッキングプレートを使って治した骨折模型がこちら!
この通りに実際に手術できれば、骨折は治るでしょうね。
とはいえ、最新の道具を使って治療することが、最良の治療とは限りません。従来のプレートを使ってしっかり治せる骨折の方が多いでしょうし、その方が安価です。
また、面白いことに骨折はあまり強力に固定しすぎると骨がダメになってしまうのです。簡単に言うと、プレートが強力に体重を支えてしまってはプレートに支えられた部分の骨の仕事がなくなって骨がもろくなってしますのです。
骨折治療の基本原則を理解しつつ、最新の道具や方法があればそれに越したことはないでしょうから、今後導入していきたいと思っています。
新大阪で他に何かしたか?
いえいえ、その日のうちに名古屋にとんぼ返りの強行軍です。
駅で子供達にお土産を買って帰りました。長男にビリケンさんの箸を買っていったら予想以上に喜んで使ってくれているので、今回の一番の収穫は「ビリケンさん箸」だったかもしれません(笑)
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