犬猫ドック
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その動物が病気かどうか判断するためには何が重要でしょうか?
誰の目から見ても病気の状態であれば検査にも色々と異常が出る可能性が高いでしょう。ただ、なんとなく調子が悪い場合はどうでしょうか?この場合は検査ではっきりとした検査結果がでないことも多くあります。そんな時に、もし健康な時の血液検査などのデータがあれば比較ができて判断しやすくなります。
つまり、早期発見のために重要なことに、健康な時の検査データを記録しておくことが挙げられます。
また、肝臓の病気や腹腔内腫瘍など、進行しないと症状を示さない病気などは定期的な検査を受けなければ早期発見は難しいでしょう。
犬と猫は、人の5倍近いスピードで歳をとります。
まずシニアに入る前のこの年齢での全身チェックをおススメします。
※ドックの予約は必ずお電話でお願いします。また、ドックは健康状態が安定している子が対象です。
必要な検査を追加することができます。遠慮なくご相談ください。
心臓に不安のある犬種や猫種に。また、心臓病は、犬では心雑音が聞こえることが多いですが、猫では心雑音が聞こえない場合も多いので健康な時にチェックしておくことをおすすめします。
犬のワクチン抗体価を測定し、充分な抗体価がある場合はその年のワクチン接種をスキップすることができます。
ワクチチェックという院内検査キットを使って判定します。パルボ・ジステンパー・アデノウイルスの各抗体価を判定できます。
犬の場合は、太ってきた、元気がない、毛艶が悪いなどの症状、猫の場合は、痩せてきた、よく吐く、落ち着きがないなどの症状の時に。
犬の甲状腺機能低下症の診断には、T4、FT4、TSHの測定が役立ちます。
猫の甲状腺機能亢進症の診断は、T4を測定します。
犬は(+)か(ー)か。猫はA型、B型、AB型かが判定できます。
珍しい血液型の場合、緊急時に輸血の手配が難しいおそれがあるため、知っておくと役に立つでしょう。
緑内障やぶどう膜炎の診断の手がかりとなります。
検査結果は基本的に異常があればただちにご連絡して対処します。
目立つ問題がなければ、検査結果を報告書としてまとめまして、ドック実施日から7〜10日ほどでご報告いたします。レントゲンや超音波の画像をパソコンで見ることができるように処理してCDでお渡しすることもできますので、ご要望の方は遠慮なくお申し付けください。
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