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ご自宅のフローリングやケージの中の床は柔らかくないので、関節に痛みを感じていたり毛が抜けるなどの状態を長く放置していると床ずれの症状が発症してしまうケースもあります。
犬はふかふかした環境を好みます。ペット用のベッドが無い場合は、使っていないバスタオルやTシャツの古着を何層にも重ねてベッドにすると良いでしょう。
例えば、大型犬やシニア犬を飼っている場合は専用のベッドを用意することを推奨します。理由は、大型犬の場合体重が重い為体にかかる負担が大きく、シニア犬は睡眠時間が長く寝返りが出来ない場合がある為、柔らかいものがおすすめです。
犬と飼い主が共に寝ることは大きな問題ではありません。例えば、一緒に寝ることで犬が安心したり幸せを感じたりする場合もあります。
一緒に寝る際のポイントは、犬がベッドから降りられるようにしつけることです。場合によっては、クレートなど他の場所で寝かせることも出来る様にしましょう。飼い主と共に寝ることが日常になってしまうと、犬が飼い主に頼りきりになってしまい、飼い主と離れることで多大なストレスを感じてしまうからです。
他にも、災害の時など予想が困難な状況には、大きなストレス環境の中で飼い主さんと離れて過ごすケースも出てくるでしょう。また、飼い犬と一緒に旅行をする時は、宿泊先によっては人のベッドと犬が交わることができない場合もあります。普段から様々な場所で寝られるよう習慣にしておくと安心です。
他に気を付けるポイントとして、共に寝ることでお互いが気持ちよく寝られない場合もあります。共に寝ることで飼い主が思うように寝返りが出来なかったり、睡眠不足になる場合があります。また、犬が飼い主に圧迫されたりベッドから落下して傷をしてしまったりする場合もあります。共に寝る時にはベッドのサイズを変えたり、床の落下に備えて布団を準備するなどがお勧めです。
犬の先祖は巣穴で生活をしていました。つまり、ご自宅の広い部屋よりも狭くて薄暗い場所の方が心地良いと考えられます。
お勧めの場所はクレートと呼ばれるハウスです。全体的に囲われている場所なので光が届きにくく、巣穴と同様の心地良さがあります。
体勢をある程度変えられるスペースは必要で、犬がクレートの中で1周回れる程のスペースが適しているでしょう。犬の成長に伴って、クレートのサイズを変えましょう。
例えば、水皿やトイレなどと寝床が一体化しているタイプは、クレートと比較して光が空間に入るので、クレートを中に入れるか、タオルや段ボールで隙間を覆うと良いでしょう。
犬は大変綺麗好きで、寝床を汚すこと苦手とします。
この性格も巣穴で暮らしていた際の名残ですが、もし巣穴の中で排泄した場合、細菌が繁殖して衛生面を保てないことがあります。
もしトイレのしつけがある程度進んだら、トイレと寝床を離すことで、犬は快適に寝ることができるでしょう。
寝る場所はとても大切です。廊下や扉の近くなど人の通りが多い場所や、テレビやエアコンの風が直に当たる環境は控えましょう。
警戒心が強い犬や不安になりやすい犬は外の人の音などに敏感なので玄関や窓から離れた空間を選択しましょう。
お勧めの場所としては、リビングなど、飼い主の気配を感じられる部屋です。
落ち着ける場所を用意する上で、寝床が2つ以上あっても良いので、メインの環境にクレートやケージをおいて、他の環境にはタオルや毛布などで落ち着く環境を用意すると良いでしょう。
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