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BLOG前回は、梅雨時期に起こりやすい愛犬のトラブルをいくつかご紹介させていただきました。
後編となる今回は、おさんぽの工夫や愛犬が快適に過ごすためのポイントを紹介していきます。
雨の日でも外におさんぽに連れて行く飼い主さんもいらっしゃいますが、愛犬が外に行きたがらない時は無理に散歩させなくても問題ありません。
また、1時間毎の天気が簡単に見られるアプリもありますので、そういったものを活用していただければ、雨の上がっている時間を狙っておさんぽができます。
他にも以下のような工夫があります。
愛犬が濡れてしまうと、身体が冷えますし、乾かすのも大変です。
そんな時は犬用のレインコートを着せておさんぽをしましょう。
お洋服に慣れていない犬は少々嫌がることもありますが、少しずつ慣れさせれば、とても便利です。
雨が犬に当たると、身体の熱を下げるため、梅雨冷えを起こしてしまうことがあります。
梅雨冷えとは、急激な気温や体温の変化に対応できず、食欲不振や下痢、嘔吐などの症状が引き起こされることです。
雨が降っている日のおさんぽは普段より手短に済ませるようにしましょう。
なるべく屋根のあるところをおさんぽさせるなど、おさんぽコースを変えるのも1つの方法です。
一緒に遊ぶ時間を増やす
飼い主さんと遊んでいる時間は、愛犬にとって、何よりも幸せな時間です。
梅雨の時期はストレスも溜まりやすいので、室内で運動させながら楽しく遊ばせてください。
新しいトリックを教えたり、ノーズワークをしたり、おやつを入れられるおもちゃなんかも犬はとても喜びます。
ただし、興奮しすぎるとかえってストレスが溜まってしまうこともあるので注意が必要です。
最近、屋外のみならず、屋内のドッグランが増えてきています。
雨の日の遊び場として最適ですので、運動不足の解消として屋内ドッグランを探してみるのも良いでしょう。
ただし、新型コロナウイルス感染症の流行から、営業時間や利用時間のルールなど変更がある店舗もあるため、しっかりと事前に確認した上でお出かけください。
梅雨の時期はどうしても湿度が高くなりますので、エアコンの除湿や除湿機を使って、室内の湿度を下げてください。
おすすめは、45~65%が理想です。
細菌やカビの繁殖を予防するためには、空気清浄機を併用するのもおすすめです。
愛犬の過ごすスペースに細菌が繁殖しないように、こまめな掃除、洗濯を心がけてください。
とくに愛犬が使用しているブランケット、クッション、ベッドなどがあれば、洗って清潔にしておきましょう。
洗濯物が乾かない場合は自宅で洗濯した後、コインランドリーを利用するのもおすすめです。
洗うのが難しいカーテンなどは、除菌スプレーをかけておくだけでも違います。
梅雨の時期は室内をより清潔に保ち、愛犬が安全に過ごせる環境を作ってください。
梅雨の時期はノミ・ダニも増えるので、こまめにブラッシングをして愛犬の皮膚を労ってください。
愛犬の毛並みを整える効果、皮膚へのマッサージ効果、異変の早期発見の他、愛犬とのコミュニケーションにも繋がります。
・湿度が高くなると、全身の皮膚や耳の中に皮膚疾患が生じることが多い
・おさんぽの時間が減ると、愛犬は運動不足、ストレスを抱えやすくなる
・湿度のコントロールやこまめな清掃で安心・安全に愛犬が過ごせる環境をつくる
湿気対策をしっかりとれば、梅雨の嫌な時期も愛犬と一緒に楽しく乗り越えることができます。
是非、参考にしてみてください。
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