最新生体管理モニター導入と第2手術室の運用開始のおしらせ

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最新生体管理モニター導入と第2手術室の運用開始のおしらせ

当院は2020年12月5日に新病院に移転し、手術に特化した手術専用室を設けました。
移転後もさらに手術実施の依頼が多く、心苦しいことに手術の予約も取りづらくなっていました。またリスクを伴う手術の依頼も増えてきました。
そこで、最新の麻酔時生体管理モニターを手術専用室に導入し、これまで使用していたメインモニターをサブ機として第2手術室に移設しました。
これまでは1件ずつしかできなかった手術が2件同時に行えるようになります。

最新の「FUKUDA ME AM140F」です。
今回サブ機に移設したモニターの機能の、心電図、呼気炭酸ガス濃度、吸気呼気麻酔ガス濃度、非観血血圧、体温、酸素飽和度に加えて(ちなみにこれらの機能だけで十分な高スペックモニターです)、
・吸気酸素濃度
・1回換気量
・1分間換気量
・観血血圧
が測定できるようになりました。特に換気量が測定ができるようになったことが重要で、麻酔中の動物の「呼吸の質」をモニタリングすることで麻酔管理の精度をより高めることになります。

第2手術室に移設したモニターも充分に高機能なモニターのため、避妊去勢手術、歯科手術から一般外科までを安心に実施することができます。

受診していただく飼い主様とペットに高精度な手術を提供できるよう、獣医療で最前線の手術機器を導入し、さらにスタッフの執刀技術を磨くよう日々努めてまいります。

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