整形外科セミナー in バンコク(その1)

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整形外科セミナー in バンコク(その1)

こんにちは。院長の石川です。最初に断っておきます。

「今回の記事は獣医療はほぼ関係ありません。」

ただの海外初心者雑記ですので、興味のある方のみ読んでみてください。

さて、2025年の8月17〜20日の4日間、Movora Japan主催のタイのバンコク、整形外科セミナーに参加してきました。
「海外旅行ですか? 羨ましい!」と声をかけられることもありましたが、、、

声を大にして言います。
純粋に勉強です! 観光要素はちょっとです!

せっかくのバンコクなので晩御飯外で食べるくらいはお許しを。
(ちなみにセミナーは8:30〜18:00というハードスケジュールでしたので、私の体力で夜遊ぶことは不可能でした。予習復習とセミナーで1日が終わります。)

まぁ、でも、難しいこと(勉強してきましたアピール)ばっかり書いても面白くないですから、写真を交えてご報告したいと思います。私は海外は通算3回目。過去2回は英語を喋れる人が同行していましたので、初めての一人海外です。

8月17日の8:30がセミナーのスタートなので、8月16日にセントレア空港からタイ・バンコクのスワンナプーム空港に向かいました。

セントレアでタイ国際航空の便に乗り込みます。

 


機内食のカレーがとても好みの味でした!
それにしても機内の冷房の強さが相当でした。
体感18℃設定🥶 文化(感覚?)の違いでしょうか? 機内毛布は配られるものの上着と足元を覆えるものが必要です。

 

セントレアからスワンナプーム空港までは搭乗時間6時間です。2時間の時差があるので日本からバンコクに向かう場合は時刻としては4時間後に到着することになります。


到着しました。スワンナプーム国際空港です!
飛行機を降りてから入国審査場までが遠い! まさかのターミナル内を地下鉄で移動です。(初見の人はビビること間違い無いでしょう!) 人の流れに付いて歩いて行ったらいきなり目の前に地下鉄が出現。(乗って大丈夫) バンコクに行く方は参考にしてください。

 

ドキドキの入国審査。行きと帰りの飛行機便が記されたEチケットをプリントアウトして持って行ったので、それをパスポートと一緒に提示し、「サワディークラ〜プ(こんにちは)」。第一印象がきっと大事です。
顔を機械で読み取って、両手の指紋を機械にかざしたらそのまま通過。
英会話一切なし! ゆ、ゆるい! 「ホワッツ・ザ・パーパス・オブ・ユア・ビジット?」に備えていましたが必要ありませんでした。


無事タイに入国。市街に向かう電車=ARL(Airport Rail Link)の乗り場が地下にあるので目指します。

 


動く歩道エスカレーターに乗って地下を目指して降りて行きます。(タクシーを利用する方は1階のようです。)
ARLはクレジットカードで切符(実際は日本のような切符ではなくトークンというICチップ内蔵のプラスチックコインです)が買えないので、電車の改札横の両替所で1万円をおよそ2100バーツに両替しました。パスポートと現金を出して、「Please exchange Yen to バーツ」で通じました。


ARLのホームです。始発駅なので乗り間違える心配はありません。折り返し運転のようで、到着した電車から乗客が降りるのを待って、しばらくしてから乗り込みます。

 


電車内に「Pet Travel Service」という広告がいっぱい貼ってありました。電車内にペット系の広告がメインに貼ってあるのは日本では見ない光景でした。

 


世界の車窓から、今日はスワンナプーム空港からバンコクの繁華街に向かいます。といった感じの風景です。
8月のバンコクは雨季なので常にどんより曇っている感じでした。

 

終点から1駅手前のRatchprarop駅に着きました。空港から意外と時間がかかった気がします(50分くらい?)。


Rachaprarop駅から南を眺めます。今日の宿泊予定地までスーツケースをゴロゴロしながら1.2kmほど歩いてみることにしました。バンコク市街は噂に違わぬすごい渋滞です。

 


マクドナルドが至る所にたくさんありました。
タイの通貨バーツの値段を5倍弱すると円に換算できる感じなので、日本と変わらない値段感覚でした。
ただ、全体的に外食の値段が日本より安い感じでしたので、それを考えると実質日本よりもタイのマクドナルドの方が高いと言えるかもしれません。しみじみと日本は長年経済が停滞しているんだなと感じました。
参考に、電車やタクシーはタイの方が圧倒的に安かったです。外食はだいぶ割安な感じ(観光客がターゲットのお店は除く)。日用品や保存できる食品や衣料品などは日本と変わらない感じでした。そう考えると時間があればタクシーで観光地を巡ったり、現地のレストランで食事をしたりするのがお得なんでしょうね。

 


本日の目的地、セントラルワールドに着きました。超巨大ショッピングセンターです。大高イオン2個分くらいの規模感です(分かりづらくてすみません)。左奥に見えるタワーが本日宿泊するホテルです。
手前に見えるのはトリムールティの祠だそうで、恋愛成就の神様が祀られていて、神様が舞い降りるとされる木曜日の夜は多くの若い女性が祈りを捧げるそうです。


立ち寄ってみると三毛猫さんが祈りを捧げていました。(フラッと現れ神様に向かってしばらく目を瞑って座っていました。三毛猫なので女の子ですね。)
ちなみにおじさんの私は祈りを捧げませんでした笑
(海外で現地の動物に近づくのは伝染病の観点から危険ですので遠くから見守ってあげてください。)

この後ショッピングモール内を彷徨い(構造が日本と違うのです笑)、ホテルにたどり着きチェックインをして部屋に着きました。
えっ? 英語でチェックインはできたのかって?

英語が全然聞き取れない! 自分の伝えたいことが口に出てこない!(泣)

英会話を避け続けてきたツケが回ってきました。
日本人らしくリーディングとライティングはそれなりにできるのです。学生時代の英語の偏差値も低くはなかったです。

リスニングとスピーキングが壊滅的なのです。

私は誓いました。残りの人生、今まで逃げてきた英会話に今一度向き合おうと。
「日本の英語教育が悪いんだ。」という言い訳は封印しました。
(帰国してからAI英会話アプリのサブスクを始めたのは言うまでもありません。I’m Ishikawaから再スタートです。私の英会話ネタに興味がある方はあまりいないと思いますが、ブログに書いたら面白いかもですね。獣医療と全く関係ないですが。)

 

 
部屋に荷物を置いて外に出たら夜になっていました。凄まじい渋滞です。車の間をバイクが縫うように走り、歩道を逆走したり。。。交通カオスです。
バンコクで衝撃的だったのが、このショッピングモールのすぐ向こうに同じような規模のショッピングモールがあり、その隣も大きなショッピングモールで、その向かいも大きなショッピング・・・です。
成長中の国の勢いと熱量を感じましたが、縮小してきている日本の現状を見ていると、バンコクのこの街並みも10年、20年後は大丈夫なんだろうかと余計な心配をしてしまいます。

 


日本でも一人でお店に入るのが苦手な自分が海外で入れるはずもなく、散々ウロウロしてスーパーでチキンとビールを買って部屋で食べました。(チェックイン時に自分の英会話能力の無さに打ちのめされていたのもありますが)
チキンは69バーツだったので、およそ330円。ビールは日本より少し安いかなと思います。

 


チキンを食べ終わり、ビールを飲んでいたら突然部屋のチャイムが鳴りました。
物凄くビビりました。いや、本当にビビりました。
部屋を開けたらとびっきりの笑顔の男性ホテルマンが、「サワディークラ〜プ(こんばんは)」とみかんの盛り合わせを持って立っていました。
「Would you like to have fruits?」と聞かれたような気がしたので、とりあえず、「コップンクラ〜プ(ありがとうございます)」と応えたら写真の素敵な器に入ったみかんを渡してくれました。

ホテルで一人ミカンを食べながら1日目のバンコクの夜は更けていったのでした。

明日は8:30からセミナーなので早起きしないと!

整形外科セミナー in バンコク(その2)に続く

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