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身体が震えている子猫の原因4選

2020年11月30日

猫が震えている時は、寒さや痛み、病気なのか分からないと不安になります。猫の震えにも、人と同様に色々な原因があります。
震えは、全身や身体の一部分が小刻みに震えている症状で、医学的には振戦と呼びます。リズミカルに筋肉の収縮と弛緩が繰り返されます。この動きによって熱が発生し、寒いときには震えが発生します。
それとは異なり、痙攣は、主にてんかんといった脳の電気的活動の異常により発生します。多くの場合、痙攣は緊急性が高いと判断しましょう。振戦か痙攣の区別は難しい為、まとめて震えとして原因を説明します。

 

子猫は何故震えてしまうのだろう

震えの原因には、寒さや筋肉の疲労などにより生理的に震えているケースと、神経の異常といった病的な要因で震えているケースに分けられます。生理的な要因には、寒さや筋疲労の他、痛みや緊張などがあります。
病的な原因には、てんかんや脳腫瘍などの脳神経系に関わる病気、糖尿病などの内分泌疾患、腎不全や肝臓の病気などの内臓疾患、カフェインやチョコレートなどによる中毒症状などさまざまな要因が挙げられます。そして、パルボウイルス感染症や猫伝染性腹膜炎などの感染症で、症状が重症化したケースでは痙攣が確認できるケースがあります。
そして、子猫は、低血糖や低カルシウム血症、先天性の脳の異常、先天性の肝臓疾患などが要因で痙攣がみられることが多々あります。
 

寒さで震えている場合

猫も人間と同様に寒さで震える場合はありますが、一般的にはずっと震えているということはありません。猫は、丸まったり、暖かい箇所を見つけたりと自分で暖をとるよう活動します。もしも、子猫がいつもでも震えていて、身体もやや冷たいように感じ取れる際は、環境の寒さに対応できずに低体温症を引き起こしてしまったケースが高いです。子猫の意識がしっかりあり、鳴いたり動いたりと反応する元気があるなら、毛布で巻いてあげたり、タオルで包んだ湯たんぽを付近に置いてあげるなどして、体温を元通りにしましょう。熱くなりすぎないように、暖かい空間から離れて少し動けるような空間も確保すると良いでしょう。子猫の意識がない時は、毛布などでくるんで動物病院に受診しましょう。
 

怖さで震えている場合

猫は、恐怖や極度の不安などのストレスで震える場合があります。しかし、子猫の時はこういった場合によくないことが発生するというネガティブな因果関係の記憶がまだないため、恐怖の感情による震えというのは、ほぼ確認できないと考えられます。
 

異物を誤って飲んだ場合

カフェインやチョコレートを異常に摂ってしまったケースでは、中毒症状として興奮や痙攣などが確認できます。異物を食べてしまったことで、心拍が早い、呼吸が早い、興奮している、よだれが出ているなどの症状が確認できる場合は、すぐに動物病院で診てもらいましょう。また、植物では、ユリ中毒の際に腎不全からの痙攣がみられるケースがあります。
 

骨折してしまった場合

骨折などのケガで痛みが発生する場合も震えることがあります。その場合は、じっとうずくまるなどほとんど動かない状態で、元気も無いです。このようなケースでは、身体に少しずつ触れ、嫌がる箇所がないかをチェックします。猫が嫌がる仕草を見せるようであれば無理はせず、ケガなどの痛みが感じられるのであれば動物病院を受診するようにしましょう。
室内飼いの子猫の骨折で多い理由は、前足や前足の指先と言われています。ソファーなど高い箇所からバランスを失って落ちてしまった際に、無理な体勢で足先で着地したことにより骨折してしまう場合があります。指先の場合、普段の生活ではいつもと変化が無く歩いたり高いところに飛び乗ったり出来ます。その為、気づかないこともあります。