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犬のシャンプーの苦手を克服!ポイント6つ解説

2020年12月20日

初めて犬を家で飼うときには、シャンプーのやり方について分からない方がいらっしゃると思います。実際に自宅でシャンプーをしてみると犬が嫌がって綺麗にシャンプーが出来なかったり、方法や手順が分からないなどの悩みが出てくるケースがあるでしょう。シャンプーが苦手な犬はもちろんいますが、ただ飼い犬を綺麗にするだけではなく、犬の病気の予防や早期発見に繋がります。またシャンプーは愛犬とコミュニケーションが取れる時間です。今回の記事は、犬のシャンプーの苦手意識を無くす為にシャンプーのポイントをご紹介いたします。

犬のシャンプーするべきなのか

例えば外でお散歩を終えて帰ってきた時に犬の足が真っ黒ということはございます。人間より地面に近い場所を歩く犬は、日頃のお散歩で多くのほこりや汚れが付着しています。季節によっては花粉も身体に付着します。毛に付着している汚れを拭き取るだけでは、皮膚に付着している汚れまでは落ちません。そのまま放置すると、健康な毛が下から生えてこない場合や、汚れが溜まっていくことで痒みや皮膚病の要因に繋がります。飼い犬の健康の為にも定期的にシャンプーを行いましょう。

 

犬のシャンプーのポイント6選

 

シャンプーをする前準備

シャンプーをする前に用意するものは、①タオル、②ドライヤー、③シャンプー剤、④リンス剤、⑤ブラシなどです。 タオルに関しては、シャンプーが終わった後に直ぐ犬の身体が拭けるように手元近くに複数枚用意し、ドライヤーをする場所にも敷くと良いでしょう。

 

声を掛けながらシャワーをする

いきなりシャワーを顔からかけると、犬は驚いてしまってシャワーが嫌いになってしまいます。まずシャワーを出したら、手で温度を確認しましょう。そして、シャワーをかけることを飼い犬に声を掛けながら、身体から優しくかけましょう。その時のポイントとして、シャワーヘッドと犬の皮膚はしっかり密着させましょう。そのようにお湯を掛けることで、シャワーの音がなくなってシャワーへの恐怖心を軽くさせることが出来ます。また、突然犬がシャワー中に動いた際に目や耳などに水が入ってしまうのを防止することにも繋がります。

 

お湯の温度は37度がおすすめ

シャワーの温度は37度くらいが推奨されています。温度が熱かったり冷たかったりすると犬はシャワーを嫌ってしまいます。特に飼い犬が子犬や老犬の場合はシャワーの温度に気をつけて綺麗にしましょう。

 

シャンプーの仕方

シャワーのお湯で皮膚と毛が十分潤ったら、メインのシャンプーに入ります。薄める方式の場合はシャンプー剤は、桶を活用すると便利です。薄めたものをそのままかけてもいいですし、スポンジを使ってシャンプーを泡立てながら洗うと汚れが綺麗に落ちておすすめです。 

 

泡を流すときのポイント

シャンプー剤が身体に残留したままが続くと、皮膚病の要因になってしまうので、シャンプー剤が残らないようにしっかり最後まで洗い流しましょう。洗い流す際に顔にお湯がかかるのを嫌がる仕草を見せた時は、シャワーヘッドから蛇口に切り替えてお湯を少し出して手で掛けてあげたり、小さいタオルやスポンジにお湯を含ませて優しく拭くように流してあげましょう。

 

身体を乾かす方法

シャンプーやリンスを流し終えたら次はドライヤーで乾かしましょう。毛が濡れた状態だと全てが乾ききるまで時間がかかってしまうので、ドライヤーの前にタオルドライをしましょう。ドライヤーの時は、火傷しないように犬とドライヤーの距離を30cm以上あけて、同じ部分に熱風を当て続けないように気をつけましょう。ドライヤーの風が苦手な犬の場合は、顔の真正面から乾かしたり、口まわりの毛はコットンなどで十分に水分を吸い取ると良いでしょう。